『ガールズ・トーク』 著:mogg レビュー、感想
今年の4月に発売されたmogg先生2冊目の単行本『ガールズ・トーク』、今回の記事はこの作品についてのレビュー、感想です。
前回までの記事と違い、それぞれの話が(ほぼ)独立した短編集で構成されている単行本となっています。
表紙、裏表紙
mogg先生の作品に出てくる女性キャラは、表紙や裏表紙の女性のように胸は(成年コミックの割には)控えめですが、その分腰回りが非常に特徴的であり、胸派より尻はの男性の方にとっては朗報なのではないでしょうか。
また学生がメインの話が単行本の大部分を占めるため、JK,JD成分を多く摂ることができます。
レビュー、感想
先程申し上げました通り、mogg先生は腰回りが非常に魅力的な女性をお描きになるため、女性のその部位が好きな方にとっては素晴らしい一品となっています。
短編集それぞれの話の内容としては、前半部分はメインヒロインは学生であるものがほとんどであり、そこに学校の教職員などのヒロインより年上の男性が関わっている話が多く見受けられました。
後半はヒロインの年齢層に極端な偏りは見受けられませんでしたが、逆に言うと多くのバリエーションを楽しむことができます。
読み切り作品『Don't be Gentle』に登場する学生のヒロイン
全体的な特徴としては表紙の端にも描かれていますように性具が頻繁に使用されており、ヒロインの女性がいたずらをされている様子を楽しむことができました。
また表紙の絵柄と中身の作品内での絵柄のクオリティの差がほとんどなく、表紙の絵柄が気に入った方であれば間違いなく中身の作品における作画も気に入ると思います。
成年コミックを寄稿されている先生方は
①初めはその画力は発展途上で回を追うごとに上達していくパターン
②初めから画力がある程度伴っており、作品の寄稿とともにさらに洗練されていくパターン
の2種類いると考えています。
『ガールズ・トーク』はmogg先生の2冊目の単行本でしたので、先生が商業誌デビューした際はどちらのパターンであったかは1冊目を読んでみなければ判断しかねるのですが、本作品に限った話ですと②に当てはまるでしょう。
巻末の初出一覧を確認したところ、『ガールズ・トーク』に収録されている作品は最古のものが『COMIC快楽天2014年8月号』で最新のものが『COMIC快楽天2016年2月号』のものであり、全12作品を掲載した単行本でした。
非常に高い頻度で寄稿されている先生ですので、私の中で今後の『COMIC 快楽天』を買う良い動機づけにもなりました。
まとめ
・腰回りの作画が良い
・学生要素や性具要素が多い
・寄稿ペースが速いため、今後のご活躍にも期待ができる
です。